マーチンゲール法はギャンブル攻略法の中でも特に簡単で初心者にも向いているといわれています。
オンラインカジノでのギャンブルなら冷静に攻略法の計算をしながらゲーム展開を管理することができるため、更にマーチンゲール法との相性は良いといえるでしょう。

しかしマーチンゲール法にはいくつものデメリットも存在しています。
そのうちの一つがマーチンゲール法では大儲けを狙うことが非常に難しいという問題になります。

しかしそこに逆マーチンゲール法とも呼ばれるもう一つの攻略法を組み合わせるとデメリットを帳消しにすることが可能です。
ここではマーチンゲール法と逆マーチンゲール法の基本的な仕組みと、オンラインカジノでの実際の運用方法について調べていきます。

マーチンゲール法は手堅いが大儲けするのには向かない攻略法

マーチンゲール法は手堅いが大儲けするのには向かない攻略法
マーチンゲール法は配当2倍勝率50%近くのギャンブルで「初期ベット額を決め、あとは勝利するまでベット額を2倍にしながら賭け続ける」という攻略法です。

初期ベット額が1ドルだとして、最初に勝てば1ドルの儲けになります。
一度負けたあとベット額を倍の2ドルにして勝つと最初の1ドル+今の2ドルの投資に対して4ドルの勝利金ですから、やはり1ドルの儲けになります。

このように負けるたびに賭ける額を倍々にしていくと、一度の勝利で必ず初期ベット額の儲けを回収できるというのがマーチンゲール法の仕組みとなっています。
これは一見すると絶対の必勝法ですが、現実的には非常に問題の多い攻略法でもあります。

まず連敗が重なっていくほどにベットする金額が倍々に増えていくわけですから、いずれ必ず資金がショートします。
次にどれほど連敗のリスクを負って賭け続けたとしても得られる儲けは初期ベット額に依存するため、大儲けを狙うことができません。
マーチンゲール法を使って一定の利益を出すには、多額のベットになる連敗時には損切りをしてゲームを降りつつ細かい勝利をコツコツ積み重ねていく根気が要求されます。

しかしその場合、数時間かけて積み上げた儲けが一度の連敗損切りで吹っ飛ぶことも珍しくありません。

パーレー法は短時間で高利益を得るための攻略法

パーレー法は短時間で高利益を得るための攻略法
パーレー法とは「最初に勝利して得た金額をそのまま次のベットに全投入していく」攻略法です。
マーチンゲール法があくまで負け金額を帳消しにするための守りの攻略法だとしたら、パーレー法は逆マーチンゲール法の異名の通り攻めの攻略法といえるでしょう。

パーレー法のメリットは連勝することさえできれば短時間に勝利金を倍々に大きくしていける点にあります。
負けると全ての勝利金を失うリスクはありますが、それでも実質的な損失は最初のベット額だけで済むのも軍資金の少ない初心者には見逃せないポイントでしょう。

パーレー法の運用で難しいのは、マーチンゲール法の損切りとは逆に利益確定のタイミングをどう判断するかになります。
マーチンゲール法の損切りはベット金額が手に負えなくなる前という基準がありますが、パーレー法は勝てば勝っただけ劇的に勝利金が増えていくために降りる判断は難しくなります。

そのため通常は何回勝ったら絶対に利益確定をすると決め込んで、機械的にゲームを繰り返していくことが大切になります。
ただし一度の勝利で手持ちの資金を回復できるマーチンゲール法とは逆にパーレー法は規定の連勝ができない限り資金が減り続けるというデメリットがあります。

パーレー法を成立させるには規定回数の連勝ができるまでゲームに挑み続けることを可能にする資金力が必須条件となります。

パーレー法のデメリットをマーチンゲール法で補完する

パーレー法のデメリットをマーチンゲール法で補完する
マーチンゲール法と逆マーチンゲール法と呼ばれるパーレー法、双方のメリットとデメリットを理解すると両者を組み合わせる戦術が有効であることに気づくでしょう。
マーチンゲール法の問題は利益を出すのに時間がかかること、パーレー法の問題は資金が尽きるのが早いことです。
なので両者を組み合わせて「最初はパーレー法で挑み、負けたらマーチンゲール法で資金を取り戻す」とすればいいことになります。

たとえば10ドルからパーレー法を始めて連勝が規定回数に達したら利益確定リセット、もし途中で負けたらマーチンゲール法に切り替えて10ドルを賭け今度は一度勝てたらリセットとします。
実際はパーレー法の負けをマーチンゲール法で補完するわけですが、イメージ的には「マーチンゲール法で勝ったらそのままパーレー法でダブルアップボーナスに入る」と考えるとわかりやすいでしょう。

これでマーチンゲール法の底堅さとパーレー法の爆発力を合わせたギャンブル攻略が可能となります。

オンラインカジノのシステムを上手く利用すること

非常に有効に見えるマーチンゲール法と逆マーチンゲール法の合わせ技ですが、マーチンゲール法の弱点はそのまま残っている点は要注意です。
この攻略法も結局はマーチンゲール法の段階で連敗してしまうとベット額が加速度的に膨れ上がっていく問題があるため、損切りの判断だけは確実に行う必要があります。

オンラインカジノにはマックスベットなどと呼ばれる一度に賭けられるベット額の上限値設定が存在しています。
このマックスベット設定をマーチンゲール法の損切り判断に使うと、勢いで巨額の資金を投入してしまう心配もないため便利です。

このようにマーチンゲール法と逆マーチンゲール法を使う際はオンラインカジノのシステムとも合わせた運用を意識しておきましょう。